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SearchからDiscovery&Sympathyへ

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インターネットが一般的にキャズムを超えた一番の要因は、Search(検索)が登場してからでしょう。Yahooを一つの起点として、Googleがこれだけ普及した(日本では未だにYahooがデフォルトですが)要因は、世の中の様々な情報がSearch出来るからでした。Googleはそのために、世の中の全てのものをデジタル化すると宣言を行い、そのSearchサービスの拡充を行ってきました。Google Earth、Google News、 Google Scholar、またガジェットでカスタマイズ出来る i Google等その全ては、Search ! です。
しかしこれはGoogleのクローラーが拾って来た情報が基本となります。すなわち今を起点として基本的に過去の情報です。
ところが、ソーシャルネットワーキングメディアの登場で、これが崩壊し始めたのです。日本ではまだまだですが、アメリカでは既にデフォルトページがソーシャルネットワーキングメディア(その代表がFacebookでしょう)に取って変わられた事がそれを示しています。ユーザーの行動心理は、従来のSearchすなわち過去の情報から自分が欲しい情報を探すのではなく、今自分が知りたい情報を見つけるDiscoveryの時代に突入したのです。ソーシャルネットワーキングの大きな役割・機能として、このDiscoveryが大きな意味を持つようになったのです。ソーシャルネットワーキングメディアで、今この瞬間に語られている事を見聞きし、また自らそれを問いかける事も可能になった訳です。
ここが大きなターニングポイントになりました。
またソーシャルネットワーキングメディアのもう一つの大きなポイントは、Sympathy(共感)の機能を持ち合わせている事が非常に重要な意味を持っています。
自ら問いかけた事に誰かが反応し、同時に「いいね!」に代表されるような、共感を拡散する機能を持ち合わせています。
Facebookがこれだけ世界的に普及したのも、これが実名で行われている事が重要なポイントです。
日本にも従来からmixiを代表に同じようなソーシャルネットワーキングメディアはありましたが、もともとクローズドな環境下でのインフォメーションプラットフォームでした。
しかしFacebookの登場で日本においても急速に普及し始めています。当初は日本人には実名登録は向かないと言う意見は多かったのも事実ですし、未だに恐れておられる方も数多くいますが、実名程公明正大なものはなく、逆に実名でないものは、不透明で懐疑的すら感じられる事に気付き始めました。
誰が言った発言なのか?誰がそれをレコメンドしたか?がはっきりする訳ですから、情報ソースとしてこれほど価値あるものはない時代に突入しています。
その情報ソースの価値を認めなければいけません。

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