サイト解析の手法について。

Googleアナリティクスについて、色々お話しして来ましたが、Googleアナリティクスを含め様々なアクセス解析ツールは、基本的にそのアクセスログデータをもとに、それに至った原因を推測するという「仮説検証型」の解析を行うものです。

そこで行われるのは、今の解析から知り得たデータに基づいて、仮説を立てる事で、その次のアクション（仮説が正しいかどうか）を決定して行きます。

これは、あくまで仮説なので推察した事に基づいて判断されたものです。

仮説が正しくないケースもあり得ます。

また仮説を、何通りも立てる事は中々難しく、ましてやその検証はなかなか厳しいです。

そういう意味で、仮説検証の為にPDCAを繰り返し行う事が重要なわけです。

しかしそういう中、仮説に頼らないでも課題を見つけて、その具体的解決手法を提示する方法があります。

これが、ユーザーテストによる課題解決手法です。

ユーザーテストとは、現状のウェブサイトを実際にテストする事で、そのウェブサイトの問題点を洗い出すという手法です。

通常3〜5名の人が、実際にウェブサイトを使う事で、そのウェブサイトの問題点をアウトプットします。

そうする事で、Googleアナリティクスでは知り得なかった事が、明確になります。

どうしてもGoogleアナリティクスでは、課題や問題点は現状のウェブサイト上の限られた範囲でしか答えを得られにくいですが、ユーザーテストでは広範囲な情報を得る事が可能です。

例えば、何故コンバージョンに至らないのか？

これはGoogleアナリティクスでは、解明する事が難しいです。

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