日本国内に留まらず、東アジア、ヨーロッパ、南米など着々とその人気は国境線を超えている。
昨年8月時点では5000万だったユーザー数が13年始めには1億人、その後わずか３ヶ月で1億5千万人、今年7月には2億人を突破した。
現在は2億3000万人とわずか2ヶ月で3000万人もユーザー数は増加。前年比より460%アップという驚きの数字である。“年内3億人突破”を目標としており、このままのペースで行けばおそらく到達するであろう。
タイムラインに投稿する人は、世界全体で月間7300万人、日本で月間2900万人。アクティブユーザー数は前年と比較して220%アップした。

収益モデルは４つ！
“In-app Purchase through LINE” LiNEアプリ内での課金（スタンプ販売）
“In-app Purchase through LINE Family & Game apps” ファミリーアプリ内での課金
“B2B Marketing Solutions” 法人向けマーケティングソリューション
“Others Licensing & Merchandising” キャラクターライセンス事業
現在1万種類以上の有料スタンプを販売しており、スタンプ販売による売上はLINE社の主なの収益源となっている。LINE Channelに接続する連携アプリ数（ファミリーアプリ）は52タイトルで、その中でゲームなどの総ダウンロード数は2億9千万件である。

新たな戦略は？
LINEは新たな戦略として「3C」“コミュニケーション”、“コンテンツ”、“コマース”を掲げている。これを機にコミュニケーションツールに換わる1つのプラットフォーム構築を図っている。

このようにLINEはユーザー同士のコミュニケーションに役立っているだけでなく、企業とユーザーを繋げ、法人向けマーケティングにも貢献していこうという意向だ。このような法人向けサービスは現在、日本以外にタイや台湾でしか行われていない。LINEユーザー数を多く抱えるスペインや南米でもこの法人向けサービスを始めるとなればよりビックなアプリとなることが期待できる。

LINEは間違いなく日本において1番成功している携帯コミュニケーションツールであり、これからも日本に留まらず海外進出を挑戦し続けるだろう。実際にタイにおいては、海外で浸透しているアプリの1つであるWhatsAppと比較してLINEが逆転を果たした。スペインにおいてはもう少しでLINEが逆転しそうという段階である。またインドやブラジル、ロシアでもテレビCMを流すなど踏み込んだマーケティングをしているため、これらの国においてのLINEの今後の発展も見所です！

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